“をがせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
苧纑66.7%
緒桛33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この苧纑をがせ商人、或時あるとき俳友はいいうの家に逗留とうりうはなしくだんの事をかたいだし、彼時かのとき我六百の銭ををしみ焼飯をかはずんば、雪吹ふゞきうち餓死うゑじにせんことかの農夫のうふが如くなるべし
この苧纑をがせ商人、或時あるとき俳友はいいうの家に逗留とうりうはなしくだんの事をかたいだし、彼時かのとき我六百の銭ををしみ焼飯をかはずんば、雪吹ふゞきうち餓死うゑじにせんことかの農夫のうふが如くなるべし
緒桛をがせの滝を見に行けば、崖の樹の梢にあまたをり、人を見れば逃げながら木の実などをなげうちて行くなり。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)