“わかきとき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
壮年時50.0%
少之時50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一老夫いちらうふこゝに来り主人を拱手てをさげて礼をなし後園うらのかたへ行んとせしを、あるじよびとめらう夫をゆびさしていふやう、此叟父おやぢ壮年時わかきとき熊に助られたる人也、あやふいのちをたすかり今年八十二まですこやか長生ながいきするは可賀めでたき老人也
君子に三ツの戒めあり、少之時わかきときは血気いまだ定まらず、戒しむること色にありス、酒に次いでは色の方をつつしまずんばあるべからず
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)