“わいざつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
猥雑94.1%
猥雜5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし此処でもその猥雑(わいざつ)さは、われわれの古い時代の舞台のために書かれた戯曲(たとえばシェークスピアのヘンリー五世の如き)
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
猥雑(わいざつ)なことを語っていても、その話手がまじめな顔をしていると、まじめな顔をしているから、それは、まじめな話である。
一歩前進二歩退却 (新字新仮名) / 太宰治(著)
今の裸レヴイユなどは足もとにも追ひ付かぬ猥雜(わいざつ)な見世物があり、それが默許されて居たくらゐですから、『一と目千兩』の美女の見世物があつたところで、何んの不思議もありません。
乳母(うば)とピーターとの來(きた)るを見附(みつ)けての評語(ひゃうご)とも、マーキューシオーとベンヺーリオーの猥雜(わいざつ)な問答(もんだふ)を反語的(はんごてき)に評(ひゃう)したるものと解(かい)せらる。こゝには後者(こうしゃ)を正(たゞ)しと見(み)て、其義(そのぎ)に譯(やく)しておきたり。