“りょうきゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
両脚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然れども幸か不幸か、余は今なほ畳の上に両脚りょうきゃくを折曲げ乏しき火鉢の炭火によりてかんしのぎ、すだれを動かすあしたの風、ひさしを打つ夜半の雨を聴く人たり。
浮世絵の鑑賞 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
然れども幸か不幸か、余は今なほ畳の上に両脚りょうきゃくを折曲げ乏しき火鉢ひばち炭火すみびによりてかんしのぎ、すだれを動かすあしたの風、ひさしを打つ夜半やはんの雨をく人たり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)