“りゅうてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:リュウテイ
語句割合
流涕82.4%
劉貞11.8%
立停5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしそれ死にいたりて流涕りゅうていし、落胆し、顔色土の如くなるが如きは、もとより死に支配せられたる者にして、言うに足らず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
燕王反間はんかんを放ち、万の部将陳亨ちんこう劉貞りゅうていをして万を縛し獄に下さしむ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
情のために道を迂回うかいし、あるいは疾走し、緩歩し、立停りゅうていするは、職務に尽くすべき責任に対して、渠がいさぎよしとせざりしところなり。
夜行巡査 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)