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らんぐひ
ふりがな文庫
“らんぐひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
亂杭
60.0%
乱杭
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亂杭
(逆引き)
「さうだらう。其方の人相は、どう買ひ
被
(
かぶ
)
つても惡人といふ相ぢやない。鼻が
反
(
そつ
)
くり返つて、眼尻が下がつて、齒が少し
亂杭
(
らんぐひ
)
だな。そんな刻みの深い顏は、總て善人か
愚人
(
ぐじん
)
にあるものぢや」
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
らんぐひ(亂杭)の例文をもっと
(3作品)
見る
乱杭
(逆引き)
その代り
乱杭
(
らんぐひ
)
を二三十本打ちこみましたがね、昼になってその崩れた
工合
(
ぐあひ
)
を見ましたらまるでまん中から裂けたやうなあんばいだったのです。
化物丁場
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「百本杭」もその名の示す通り、
河岸
(
かし
)
に近い水の中に何本も立つてゐた
乱杭
(
らんぐひ
)
である。昔の芝居は
殺
(
ころ
)
し
場
(
ば
)
などに
多田
(
ただ
)
の
薬師
(
やくし
)
の
石切場
(
いしきりば
)
と一しよに度々この人通りの少ない「百本杭」の
河岸
(
かし
)
を使つてゐた。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
らんぐひ(乱杭)の例文をもっと
(2作品)
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