“らっぱしゅ”の漢字の書き方と例文
語句割合
喇叭手100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき、渦巻いているホールの賑やかさの中から、バンドの喇叭手らっぱしゅがただ一人、れた唇に輪形をつけしきりと梶の方を向き向き、喇叭を吹いたり止めたりした。
罌粟の中 (新字新仮名) / 横光利一(著)
炎々えんえんと燃えあがった塔上とうじょうの聖火に、おなじく塔上の聖火に立った七人の喇叭手らっぱしゅが、おごそかに吹奏すいそうする嚠喨りゅうりょうたる喇叭の音、その余韻よいんも未だ消えない中、荘重そうちょうに聖歌を合唱し始めた
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
風向かざむきちがうたわ、如何どうした暴風雨あらしぢゃ? ロミオがころされて、そしてチッバルトもおにゃったか? 大事だいじ從兄いとこも、大事だいじなロミオどのも? もしさうならば、大審判日おほさばきのひ喇叭手らっぱしゅ