“らいもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雷紋66.7%
来問33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「羊皮の紅い革櫃かわびつだ。ふち雷紋らいもん金箔押はくおし、四方の横にもまた精巧な彩画さいがで、牡丹の花に、まり遊びの獅子ししがえがいてある……」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が、まず大体を話すとすると、最初は「割り物」というものを稽古けいこする。これはいろいろの紋様を平面の板に彫るので工字紋こうじもん、麻の葉、七宝、雷紋らいもんのような模様を割り出して彫って行く。
また先生のおしえしたがいて赤十字社病院にいりたる後も、先生来問らいもんありてるところの医官いかんに談じ特に予が事をたくせられたるを以て、一方ひとかたならず便宜べんぎを得たり。