“らいひん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
来賓88.9%
來賓11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして王大将の家族や来賓らいひんの男女から、下へもおかぬかしずきをうけつつ、琥珀こはくのさかずきに紫府しふの名酒がそそがれるたび、しきりに、酔をすすめられている様子だった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どれ、ちょっとお見せ、ははあ、学校生徒の父兄にあらずして十二歳以上の来賓らいひんは入場をお断わり申しそろ、狐なんて仲々うまくやってるね。僕はいけないんだね。仕方ないや。
雪渡り (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
はて、しづかに、し……(從者を顧みて)もそっと燭火あかして、燭火あかしを!……(又チッバルトに對ひ)どうしたものぢゃ! 是非ぜひともしづかにしてもらはう。……(來賓らいひんむかひ)陽氣やうきに/\!