“よるべなぎさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寄辺汀50.0%
寄辺渚50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世間一般ずソンナふうで、その時の私の身の上を申せば寄辺汀よるべなぎさ捨小舟すておぶね、まるでうたの文句のようだ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
風聞にれば総角そうかくの頃に早く怙恃こじうしない、寄辺渚よるべなぎさたななし小舟おぶねでは無く宿無小僧となり、彼処あすこ親戚しんせき此処ここ知己しるべと流れ渡ッている内、かつて侍奉公までした事が有るといいイヤ無いという
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)