“よそじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
四十路66.7%
四十16.7%
四十歳16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう四十路よそじにちかいはずの准后じゅんごうではあるが、蠱惑こわくともいえるえんな美はどこにもせていなかった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ありし世をかけて思へば夢なれや四十よそじの秋も長くしもあらず
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
四十歳よそじにもあまりぬる人の色めきたるかた、おのずから忍びてあらんは如何いかがはせん。ことに打ち出でて男女のこと、人の上を
小坂部姫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)