“よしのぶこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
慶喜公50.0%
義宣公50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ象山が松代藩から六百石の格式でやって来て、山階宮やましなのみやに伺候したり慶喜公よしのぶこうに会ったりして、彦根ひこねへの御動座をはかるといううわさが立ったものですからね。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
討取うちとりなほ三の柵片原町なる大學だいがく持場迄もちばまで此勢このいきほひにくづれんとする處へ本城より加勢かせいとして木村長門守重成きむらながとのかみしげなり後藤ごとう又兵衞基次もとつぐ秀頼公のおほせに隨ひ繰出くりいだしたりとよみて彦兵衞莞爾につこわらひながら是よりは佐竹樣大負おほまけと成て御家老衆ごからうしう討死うちじに致され佐竹左中將義宣公よしのぶこうも危い處へ佐竹六郎殿駈付かけつけて討死致されたればこそ佐竹樣危き命を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)