“ゆらり”の漢字の書き方と例文
語句割合
悠然100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐突だしぬけふすまを開け、貴婦人、令嬢、列席の大一座、燈火の光、衣服のあや、光彩燦爛さんらんたる中へ、着流きながし白縮緬しろちりめんのへこおびという無雑作なる扮装いでたちにて、目まじろきもせで悠然ゆらりと通る、白髪天窓しらがあたまの老紳士
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)