“やまぎわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山際77.8%
山極11.1%
山頬11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なおかなたのさく山際やまぎわとの境を越えて、ここへあせってくる武士の姿が見えた。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ここの山際やまぎわから、彼方かなた、石井山のかわずはなの下まで、筑前が馬を走らすゆえ、その馬蹄のあとを、築堤の縄とりとせい。よろしいか」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
同僚中で結核の重症といわれた山極やまぎわ氏と、どっちが先だろうとくらべられ、知人の葬式に顔を合わす度に、今度は君の番だろう、といわれるのは入沢いりさわ氏でした。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
山頬やまぎわの細道を、直様すぐさまに通るに、年の程十七八ばかりなる女房にょうぼうの、赤き袴に、柳裏やなぎうら五衣いつつぎぬ着て、びんふかぎたるが、南無妙。
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)