“ももしき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
百敷50.0%
百石城16.7%
百磯城16.7%
百礒城16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまさかひな伏屋ふせやも、百敷ももしき大宮内おほみやうち
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
「百礒城の」は大宮にかかる枕詞で、百石城ももしき即ち、多くの石を以て築いた城という意で大宮の枕詞とした。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
例へば、巻一(二九)の人麿作長歌の終の句は、『百磯城ももしきの大宮処見者ミレバ悲毛カナシモ』であるが、『或云、見者ミレバ左夫思母サブシモ
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
百礒城ももしき大宮人おほみやびといとまあれやうめ揷頭かざしてここにつどへる 〔巻十・一八八三〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)