“ものごゝろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
物心50.0%
世情50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、孤兒みなしごで、牧師の娘でございます。兩親は物心ものごゝろの附かない前にくなりました。私は人に預けられて育ち、慈惠院で教育されました。
「二人とも私の物心ものごゝろづかないうちにくなつてしまつたのよ。」
『皆さんも最早もう十五六——万更まんざら世情ものごゝろを知らないといふ年齢としでも有ません。何卒どうぞ私の言ふことを記憶おぼえて置いて下さい。』と丑松は名残惜なごりをしさうに言葉をいだ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)