“ぶつしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仏身50.0%
物心50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここにありてねぶる事なし。あるじの憎いふ。我あさましくも人の肉を好めども、いまだ一二〇仏身ぶつしんの肉味をしらず。師はまことに仏なり。
だから「物心ぶつしん両面にける人としての生活と、芸術家としての生活の関係交渉」と云つても、それぞれの意義に相当な立場をきめてかからないと、折角せつかくの議論は混乱するよりほかにありますまい。
永久に不愉快な二重生活 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)