“もうこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蒙古73.9%
猛虎26.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ときにその兄が「どうもあの方の様子ようすを見ると非常に色が白い。蒙古もうこ人の色の白さとは少し変って居る。西洋人ではあるまいか知らん」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
この習慣は現今チベット人および蒙古もうこ種族の間に行なわれていて、彼らはこれらの混合物で一種の妙なシロップを造るのである。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
痣蟹はピストルを捨てると、猛虎もうこのように身をおどらせてジュリアに迫った。その太い手首が、ジュリアの咽喉部いんこうぶをギュッと絞めつけようとする。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
たとえばやみの底にうずくまってかすかに息づいている獅子しし、或は猛虎もうこの発散するエネルギーと香りを感じさせる。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)