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めびな
ふりがな文庫
“めびな”の漢字の書き方と例文
語句
割合
女雛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女雛
(逆引き)
まあ、申さば、
内裏雛
(
だいりびな
)
は
女雛
(
めびな
)
の冠の
瓔珞
(
やうらく
)
にも
珊瑚
(
さんご
)
がはひつて居りますとか、
男雛
(
をびな
)
の
塩瀬
(
しほぜ
)
の
石帯
(
せきたい
)
にも
定紋
(
ぢやうもん
)
と替へ紋とが互違ひに
繍
(
ぬ
)
ひになつて居りますとか、さう云ふ雛だつたのでございます。
雛
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
小宮山は所在無さ、やがて横になって
衾
(
ふすま
)
を肩に掛けましたが、お雪を見れば小さやかにふっかりと
臥
(
ふ
)
して、
女雛
(
めびな
)
を綿に包んだようでありまする。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
男雛
(
おびな
)
ばかりか、
女雛
(
めびな
)
もそろっているうえに、そのまた男雛が、名人のこわきにしてきた問題のまがい雛と、形も同じ、塗りも同じ、着付けの京
金襴
(
きんらん
)
の色までがまったく同様同形同色でしたから
右門捕物帖:22 因縁の女夫雛
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
めびな(女雛)の例文をもっと
(7作品)
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“めびな”の意味
《名詞》
めびな【女 雛】
内裏雛のうち、女性の人形。皇后になぞらえている。
(出典:Wiktionary)