“めはな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
目鼻47.1%
眼鼻47.1%
眸鼻5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目鼻めはな手足てあしのやうなもののえるのが、おびたゞしくて、したゝかあだをなし、引着ひきついてなやませる。
くさびら (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
一分や二分じゃア借りたってわっちの身の行立ゆきたつ訳は有りませんねえ、借金だらけだから些と眼鼻めはなを付けて私も何うか堅気かたきに成りてえと思ってお願い申すのだが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
が、日が過ぎるにつれて、優しくて濃艶のうえんな姉もいいけれど……もちろんたまらなく魅惑的ですけれど、勝気で気品の高い妹の眸鼻めはな立ちの清らかさにも、たとえようなく心がかれてくるのです。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)