“めづかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眼遣62.5%
目遣25.0%
眼使12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乙な眼遣めづかいをし麁匆ぞんざいな言葉を遣って、折節に物思いをする理由いわれもない。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
安井自身もそんな心持がすると云って、わざわざ襯衣シャツそでまくり上げて、青筋の入った腕をひとりでていた。御米もうれしそうに眼を輝かした。宗助にはその活溌かっぱつ目遣めづかいがことに珍らしく受取れた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかるに彼はまた何の必要があって姓名や住所を記憶するかと云った風の眼使めづかいをして僕の注意を怪しんだ。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)