“めいきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
迷宮69.2%
冥宮7.7%
名灸7.7%
盟休7.7%
鳴球7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手懸りも皆無かいむである。文字どおり事件は迷宮めいきゅうにはいってしまった。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ちょうど唐土とうどの小説にある冥宮めいきゅうのような後生の使者が、三人づれで人を取りにきたり、または寿命の帳面に照らして死期をきめたりするというが、その鬼が島の入口というのは
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
家伝名灸めいきゅう乾坤堂けんこんどう
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
亜細亜アジア製鉄所に、空前の盟休めいきゅうが起ろうとしていること、なおその盟休は政治的意味が多分に加わっていて、所長の保管する某大国との秘密契約書などを
人造人間殺害事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
東京鳴球めいきゅう氏より郵送せられし子規しき先生の写真及び蕪村ぶそん忌の写真が届きしは十日の晩なり。余は初めて子規先生の写真を見て実に驚きたり。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)