“むきれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
六切66.7%
六片33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それだけあれば、もうはやくに煙草たばこ燒芋やきいもと、大福餅だいふくもちになつてた。煙草たばこ五匁ごもんめ一錢いつせん五厘ごりん燒芋やきいも一錢いつせんだい六切むきれ大福餅だいふくもち一枚いちまい五厘ごりんであつた。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
代えては食い、代えては食う。餅の切れは小さいが、何でも六切むきれ七切ななきれ食って、最後の一切れを椀の中へ残して、もうよそうとはしを置いた。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
二片ずつで一色のサンドウィッチを作りますから一人前が六片むきれります、二十人前で百二十片ちょうど六斤ですね。一斤七銭と見てそれが四十二銭です。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)