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むかいかぜ
ふりがな文庫
“むかいかぜ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
向風
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
向風
(逆引き)
華奢
(
きゃしゃ
)
な事は、吹つけるほどではなくても、雪を持った
向風
(
むかいかぜ
)
にゃ、傘も
洋傘
(
こうもり
)
も持切れますめえ、
被
(
かぶ
)
りもしないで、
湯女
(
ゆな
)
と同じ竹の子笠を胸へ取って、襟を伏せて、
俯向
(
うつむ
)
いて
行
(
ゆ
)
きます。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
菅笠
(
すげがさ
)
を
目深
(
まぶか
)
に
被
(
かぶ
)
って、
※
(
しぶき
)
に濡れまいと思って
向風
(
むかいかぜ
)
に
俯向
(
うつむ
)
いてるから顔も見えない、着ている蓑の
裙
(
すそ
)
が
引摺
(
ひきず
)
って長いから、脚も見えないで
歩行
(
ある
)
いて
行
(
ゆ
)
く、脊の高さは五尺ばかりあろうかな、猪
化鳥
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
むかいかぜ(向風)の例文をもっと
(2作品)
見る
“むかいかぜ”の意味
《名詞》
むかいかぜ【向かい風、向い風】
進行方向から吹く風。むこうかぜ。逆風。
(比喩的)不利な状況。
(出典:Wiktionary)
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