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みょうじょう
ふりがな文庫
“みょうじょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
明星
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明星
(逆引き)
うすモモ色の空には、よいの
明星
(
みょうじょう
)
が明るく、美しく光っていました。風はおだやかで、空気はすがすがしく、海の
面
(
おもて
)
は鏡のように静かでした。
人魚の姫
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
潤三郎がお兄様のことを書いたのは『
明星
(
みょうじょう
)
』の紀念号からですが、その時はまだ病気が
癒
(
なお
)
り切らず、鈴木
春浦
(
しゅんぼ
)
さんが来て筆記せられたのでした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
女は
何
(
な
)
にも云わずに眼を横に向けた。こぼれ梅を一枚の
半襟
(
はんえり
)
の
表
(
おもて
)
に掃き集めた
真中
(
まんなか
)
に、
明星
(
みょうじょう
)
と見まがうほどの
留針
(
とめばり
)
が
的皪
(
てきれき
)
と
耀
(
かがや
)
いて、男の眼を射る。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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