“みょうじょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
明星100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすモモ色の空には、よいの明星みょうじょうが明るく、美しく光っていました。風はおだやかで、空気はすがすがしく、海のおもては鏡のように静かでした。
潤三郎がお兄様のことを書いたのは『明星みょうじょう』の紀念号からですが、その時はまだ病気がなおり切らず、鈴木春浦しゅんぼさんが来て筆記せられたのでした。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
女はにも云わずに眼を横に向けた。こぼれ梅を一枚の半襟はんえりおもてに掃き集めた真中まんなかに、明星みょうじょうと見まがうほどの留針とめばり的皪てきれき耀かがやいて、男の眼を射る。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)