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みみずば
ふりがな文庫
“みみずば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蚯蚓腫
58.3%
蚯蚓脹
25.0%
蚯蚓膨
8.3%
蚯蚓張
8.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蚯蚓腫
(逆引き)
検死のために露出された胸部には、同じ様な土色の
蚯蚓腫
(
みみずば
)
れが怪しく
斜
(
ななめ
)
に横たわり、その怪線に沿う左胸部の
肋骨
(
ろっこつ
)
の一本は、無惨にもヘシ折られていた。
デパートの絞刑吏
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
みみずば(蚯蚓腫)の例文をもっと
(7作品)
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蚯蚓脹
(逆引き)
見ると
一寸
(
いっすん
)
ばかり
蚯蚓脹
(
みみずば
)
れになっていた。涙がまたなんとなく眼の中に湧いてきた。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
みみずば(蚯蚓脹)の例文をもっと
(3作品)
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蚯蚓膨
(逆引き)
ましてやこれしきの
蚯蚓膨
(
みみずば
)
れに、と云いつつお浪が手中より奪いとったる腹掛けに、左の手を通さんとして
顰
(
しか
)
むる顔、見るに女房の争えず、争いまけて傷をいたわり
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
高の知れたる
蚯蚓膨
(
みみずば
)
れに一日なりとも仕事を休んで職人どもの
上
(
かみ
)
に立てるか、
汝
(
うぬ
)
はちっとも知るまいがの、この十兵衛はおろかしくて馬鹿と常々云わるる身ゆえに職人どもが軽う見て
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
みみずば(蚯蚓膨)の例文をもっと
(1作品)
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蚯蚓張
(逆引き)
身体が膝を境に「く」の字の角度をして、万年雪のおもてが、
蚯蚓張
(
みみずば
)
りに引ッ掻かれたかとおもうとき、金剛杖は私の手から引ッたくられたように放り出されて、私は両手で雪を突いた
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
みみずば(蚯蚓張)の例文をもっと
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