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まんぢゆうがさ
ふりがな文庫
“まんぢゆうがさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
饅頭笠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
饅頭笠
(逆引き)
この娘が手甲
脚絆
(
きやはん
)
に
負摺
(
おひづる
)
を背負つて、
饅頭笠
(
まんぢゆうがさ
)
に顏を隱したとしても、その
楚々
(
そゝ
)
たる姿や青春の美しさが沁み出るやうな
御詠歌
(
ごえいか
)
の聲や
銭形平次捕物控:250 母娘巡礼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
不図
(
ふと
)
、その線路の
側
(
そば
)
で、
饅頭笠
(
まんぢゆうがさ
)
を冠つて居る例の番人に逢つた。私は
身
(
からだ
)
を
縮
(
すく
)
めずに其番小屋の側を通れなかつた。
突貫
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
霙
(
みぞれ
)
は
蕭々
(
しと/\
)
降りそゝいで居た。橇曳は
饅頭笠
(
まんぢゆうがさ
)
を冠り、
刺子
(
さしこ
)
の手袋、
盲目縞
(
めくらじま
)
の股引といふ風俗で、一人は梶棒、一人は後押に成つて、互に呼吸を合せ
乍
(
なが
)
ら曳いた。『ホウ、ヨウ』の掛声も起る。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
まんぢゆうがさ(饅頭笠)の例文をもっと
(3作品)
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