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まちょう
ふりがな文庫
“まちょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
魔鳥
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魔鳥
(逆引き)
一時
(
ひとしきり
)
魔鳥
(
まちょう
)
の
翼
(
つばさ
)
と
翔
(
かけ
)
りし黒雲は全く
凝結
(
ぎょうけつ
)
して、
一髪
(
いっぱつ
)
を動かすべき風だにあらず、気圧は低落して、呼吸の自由を
礙
(
さまた
)
げ、あわれ肩をも
抑
(
おさ
)
うるばかりに覚えたりき。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、昼なおくらい木立のあいだから、いような、
魔鳥
(
まちょう
)
の
羽
(
は
)
ばたきがつめたい
雫
(
しずく
)
をゆりおとして聞えた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ア、ア、ア!」とばかり、
捕手
(
とりて
)
の
軍卒
(
ぐんそつ
)
がおどろきさわぐうちに、一ど、
雲井
(
くもい
)
へたかく舞いあがった
魔鳥
(
まちょう
)
は、ふたたびすさまじい
天颷
(
てんぴょう
)
をまいて
翔
(
か
)
けおりるや、するどい
爪
(
つめ
)
をさかだてて、
旋廻
(
せんかい
)
する。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おお、島からとび立ったあやしい
魔鳥
(
まちょう
)
」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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