“まえがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
前方66.7%
以前33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして酒たけなわなる時「おれはお前方まえがたの供をして、大ぶ世話になったことがあるが、今日は己もお客だぞ」といった。大丈夫だいじょうふ志を得たという概があったそうである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
前方まえがたは這入られもしないが、這入ってもならないわ。11390
かつて以前まえがた兄とも思われる、十二神貝十郎の屋敷内に、この人と住んだことがあり、最後に上様とお逢いした日、昼のうちは百姓家へ、夜に入っては異国風の屋敷へ——狂える彼女にはその屋敷が
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)