“ぼうかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
謀画50.0%
房覚50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丘福は謀画ぼうかくの才張玉に及ばずといえども、樸直ぼくちょく猛勇、深く敵陣に入りて敢戦死闘し、たたかい終って功を献ずるや必ず人におくる。いにしえ大樹たいじゅ将軍の風あり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
しかれども多く謀画ぼうかくを致すのみにして、ついに兵に将として戦うをがえんぜす、兵器をたまうもまた受けず。けだし中年以後、書を読んで得るあるにる。又一種の人なり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
このご難産に、殿中でお祈りする者は、房覚ぼうかく性運しょううんの両僧正、俊尭しゅんぎょう法印、豪禅ごうぜん実全じつぜん両僧都などで、何れも僧伽そうがの句などをくり返し読み秘法をつくした。