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ほりどめ
ふりがな文庫
“ほりどめ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
堀留
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堀留
(逆引き)
後にわかったのは、
薬研堀
(
やげんぼり
)
にいた
妾
(
ひと
)
は、日本橋区
堀留
(
ほりどめ
)
の、杉の森に住んでいた
堅田
(
かただ
)
という
鳴物師
(
なりものし
)
の妹だった。今でも二絃琴の鳴物は、
鼓
(
つづみ
)
の望月
朴清
(
ぼくせい
)
の娘初子が
総帥
(
そうすい
)
である。
旧聞日本橋:18 神田附木店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
自分は倉造りの運送問屋のつづいた
堀留
(
ほりどめ
)
あたりを
親父橋
(
おやじばし
)
の方へと、商家の軒下の僅かなる日陰を
択
(
よ
)
って歩いて行った時、あたりの景色と調和して立去るに忍びないほど心持よく
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
その一方は
駿河台
(
するがだい
)
へ延びて
神田
(
かんだ
)
を焼きさ、
伝馬町
(
てんまちょう
)
から
小舟町
(
こぶなちょう
)
、
堀留
(
ほりどめ
)
、
小網町
(
こあみちょう
)
、またこっちのやつは大川を
本所
(
ほんじょ
)
に飛んで
回向院
(
えこういん
)
あたりから
深川
(
ふかがわ
)
永代橋
(
えいたいばし
)
まできれえにいかれちゃった
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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