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ほほゑみ
ふりがな文庫
“ほほゑみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
微笑
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
微笑
(逆引き)
五十歳くらゐな男で、赤い髪を長くのばし、
髭
(
ひげ
)
のないやせた顔に、なんだか
淋
(
さび
)
しさうな
微笑
(
ほほゑみ
)
をうかべてゐます。エミリアンはへんな気がしました。
エミリアンの旅
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
お富は長女の手をひきながら、その度に晴れやかな
微笑
(
ほほゑみ
)
を見せた。勿論二十年の歳月は、彼女にも
老
(
おい
)
を
齎
(
もたら
)
してゐた。しかし目の中に冴えた光は昔と余り変らなかつた。
お富の貞操
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そんな事を立てつづけに私はしやべりながら、ひよいと女の方へ顏を向けると、女の顏には例の
微笑
(
ほほゑみ
)
のやうなものがちらりと浮かびかけたが、そのときはそのデツサンきりで、すぐ消えて行つた。
生者と死者
(旧字旧仮名)
/
堀辰雄
(著)
ほほゑみ(微笑)の例文をもっと
(16作品)
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