“ぺ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
70.0%
30.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゴメズ君、あっちへやっとこを当ててみたり、こっちへ当てがってみたり、しばしが程は函の廻りをグルグルと歩き廻っていたが、どこをどうして捩じあけたものか、これもまた入神の臂力を出して、とうとう函の板を、一枚メリメリと無理無体に引っがし取ってしまった。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
あの小わッぱめ。命が惜しくねえのだ。命が惜しくねえのはどうでもいいが、乃公おれは今度ちっともいいことはねえ。正直のところ、引ッがした著物まで、赤眼の阿義あぎにやってしまった。まあそれも仕方がねえや。第一は栓じいさんの運気を取逃がさねえためだ。
(新字新仮名) / 魯迅(著)
「ところが御めえいざってえ段になると奴め最後さいごをこきゃがった。くせえの臭くねえのってそれからってえものはいたちを見ると胸が悪くならあ」彼はここに至ってあたかも去年の臭気をいまなお感ずるごとく前足を揚げて鼻の頭を二三遍なで廻わした。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
三郎は嘘の最後っの我慢できぬ悪臭をかいだような気がした。
ロマネスク (新字新仮名) / 太宰治(著)
それは丁度『鼬の最後つ』といふのに似て居るので、誰が言ふとなく鼬小僧といふ呼名をつけてしまひました。