トップ
>
べつけん
ふりがな文庫
“べつけん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
瞥見
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瞥見
(逆引き)
同く
慇懃
(
いんぎん
)
に会釈はすれど、疑も無く反対の意を示せる
金壺眼
(
かなつぼまなこ
)
は光を
逞
(
たくまし
)
う女の横顔を
瞥見
(
べつけん
)
せり。静に
臥
(
ふ
)
したる貫一は
発作
(
パロキシマ
)
の
来
(
きた
)
れる如き苦悩を感じつつ、身を起して
直行
(
ただゆき
)
を迎ふれば
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
貫一はその
相貌
(
そうぼう
)
の
瞥見
(
べつけん
)
に
縁
(
よ
)
りて、
直
(
ただ
)
ちに彼の性質を
占
(
うらな
)
はんと
試
(
こころむ
)
るまでに、いと善く
見極
(
みきは
)
めたり。されども、いかにせん、彼の相するところは始に疑ひしところと
頗
(
すこぶ
)
る一致せざる者有り。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
べつけん(瞥見)の例文をもっと
(4作品)
見る
検索の候補
ちょっとめ
ちよつとみ
べっけん