“ぶだういろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
葡萄色100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は勿論不幸にも彼女に会ふことは出来なかつた。が、彼女は半月ほどしたのち、はるばる僕に一すぢの葡萄色ぶだういろのネク・タイを送つて来た。
変遷その他 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
葡萄色ぶだういろあゐがかつて、づる/\とつるつて、はす肖如そつくりで、古沼ふるぬまけもしさうなおほき蓴菜じゆんさいかたちである。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
葡萄色ぶだういろの秋の空は露にうるほふ
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)