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ふんぬ
ふりがな文庫
“ふんぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
フンヌ
語句
割合
憤怒
58.4%
忿怒
41.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
憤怒
(逆引き)
彼女の家庭のひとびとは、彼女を捨てたその男を
呪
(
のろ
)
ってやまなかった。中でも一番ふかい
憤怒
(
ふんぬ
)
をいだいたのは、次兄にあたる人だった。
恐しき通夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
クリストフは
憤怒
(
ふんぬ
)
のあまり
蒼
(
あお
)
くなり、恥ずかしくなり、亭主や女房や娘を、締め殺すかもしれない気がして、
驟雨
(
しゅうう
)
を構わず逃げ出した。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
ふんぬ(憤怒)の例文をもっと
(50作品+)
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忿怒
(逆引き)
かれはまず、主家百年のために
忿怒
(
ふんぬ
)
の声をあげた。かかる文弱の徒に政治を渡しては、勝山一藩の運命は見るべきのみ、と叫んだ。
蘭
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
勝造の
忿怒
(
ふんぬ
)
の視線を辿ると、人垣の後ろから、二十五六の化粧の上手な女が、赤い唇を歪めて、冷たい笑いを送っているのでした。
銭形平次捕物控:038 一枚の文銭
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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(89作品)
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