“ふんし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
焚死57.1%
憤死28.6%
芬氏14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもむろにを唱えながら楼門の上にたたずんで焚死ふんしして節義を全うし英雄の名をほしいままにした。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それを知ったら、おそらく万吉の気性として、ジッと傷のえるのを待ってはいまい。かない体を無理にでも寝床からいだすだろう。そして、憤死ふんしするかもしれない。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一年振りに帰って来た我家の中でこれも同じく一種の変態性慾にとらわれている処女……義妹いもうと芬氏ふんしに引っかけられて美事な背負しょい投げを一本喰わされると
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)