“ふんが”の漢字の書き方と例文
語句割合
踏掛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石瓦いしがわら、古新聞、乃至ないし懐中ふところからっぽでも、一度目指した軒を潜って、座敷に足さえ踏掛ふんがくれば、銚子を倒し、椀を替え、比目魚ひらめだ、鯛だ、とぜいを言って、按摩あんままで取って、ぐっすり寝て
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
何うも気に成るから振りかえて見ると、其の若い者がバタ/\/\と下手しもての欄干の側へ参り、又片足を踏掛ふんがけて飛び込もうとする様子ゆえ、驚いて引返ひっかえして抱き留め
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
長「何んだおめえは、足を欄干へ踏掛ふんがけてうするんだ」
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)