“ふちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:フチュウ
語句割合
釜中50.0%
府中45.8%
不忠4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蛮軍は釜中ふちゅうの魚みたいに右往左往して抗戦のすべを知らなかった。多くは銀坑山方面へ逃げ、或いは水門を開いて江上へあふれだすのもあった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「はい、おります。千秋主殿助ちあきとのものすけと申し、以前、越前に住み、後、前田家が府中ふちゅうにあった頃に、召し抱えられた者にござります」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「だって、天子てんしさまよりさきむのは不忠ふちゅうおもったかもしれないさ。」
不死の薬 (新字新仮名) / 小川未明(著)