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ふくわた
ふりがな文庫
“ふくわた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
福渡
66.7%
福渡戸
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
福渡
(逆引き)
そこから自動車(乘り合ひ、一人前四圓)で五里半の道を四十五六分で鹽原の
福渡
(
ふくわた
)
りと云ふ温泉場へ來た。その途々のいい風景は、日が暮れてゐたので、見られなかつた。
塩原日記
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
先づ
大網
(
おほあみ
)
の湯を
過
(
すぐ
)
れば、
根本山
(
ねもとやま
)
、
魚止滝
(
うおどめのたき
)
、
児
(
ちご
)
ヶ
淵
(
ふち
)
、
左靱
(
ひだりうつぼ
)
の険は
古
(
ふ
)
りて、
白雲洞
(
はくうんどう
)
は
朗
(
ほがらか
)
に、
布滝
(
ぬのだき
)
、
竜
(
りゆう
)
ヶ
鼻
(
はな
)
、
材木石
(
ざいもくいし
)
、
五色石
(
ごしきせき
)
、
船岩
(
ふないわ
)
なんどと
眺行
(
ながめゆ
)
けば、
鳥井戸
(
とりいど
)
、
前山
(
まえやま
)
の
翠衣
(
みどりころも
)
に染みて、
福渡
(
ふくわた
)
の里に
入
(
い
)
るなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ふくわた(福渡)の例文をもっと
(2作品)
見る
福渡戸
(逆引き)
魚どめ、
左靱
(
ひだりうつぼ
)
、寒凄橋、一々列擧していふまでもない、皆好い/\とほめちぎつて、
福渡戸
(
ふくわた
)
の桝屋に投宿した。日はまだ高かつたが、雨ははら/\と降つてゐた。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
ふくわた(福渡戸)の例文をもっと
(1作品)
見る
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