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ふくわたり
ふりがな文庫
“ふくわたり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
福渡
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
福渡
(逆引き)
「三十日。晴。朝飯より人車三乗に而出立。亀の甲より歩行。又
弓削
(
ゆげ
)
より人車。
福渡
(
ふくわたり
)
より駕一挺。夕七時前
間
(
あひ
)
の
宿
(
しゆく
)
久保に而藤原沢次郎へ著。」
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ただ谷が
莫迦
(
ばか
)
に深かいのと
巌壁
(
がんぺき
)
を
開鑿
(
かいさく
)
して造った桟道とは
流石
(
さすが
)
に宏壮、雄大の景だと思われた。
大網
(
おおあみ
)
を過ぐればやがて
福渡
(
ふくわたり
)
。この辺の景色は絶景といっても差支えあるまい。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
当主の曾祖父を福渡藤兵衛といい、明治の初めに苗字を「松岡」とつけず「
福渡
(
ふくわたり
)
」とつけた。辻川から二里位川上に、福ノ泉という部落があり、そこの伊藤家というわけであった。
故郷七十年
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ふくわたり(福渡)の例文をもっと
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