“ひゃくめろうそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
動揺渡る見物は、大河の水を
堰いたよう、見渡す限り列のある間、——一尺ごとに
百目蝋燭、裸火を
煽らし立てた、黒塗に台附の柵の堤を築いて、両方へ押分けたれば、練もののみが静まり返って
そこここの
百目蝋燭の
灯かげには、記念の食事に招かれて来た村の人たちが並んで膳についている。寿平次はそれを見渡しながら、
箸休めの
茄子の
芥子あえも精進料理らしいのをセカセカと食った。
また足を踏み締めて、やっと
須弥壇の方へ行くと、幸いなことに
百匁蝋燭のつけ残りが
真鍮の高い燭台に残っていたから