“ひばす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
比婆須66.7%
氷羽州33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またその大后おほきさき比婆須ひばす比賣の命の時、石祝作いしきつくりを定め、また土師部はにしべを定めたまひき。この后は狹木さき寺間てらまの陵をさめまつりき。
又、其后のもうしのまゝに、みちのうしの王の女等、比婆須ひばす比売命、次に弟比売命(次に弟比売命……命……命とあるべきところだ)次に、歌凝うたごり比売命、次に円野まとの比売命、併せて四柱を喚上メサげき。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
然れども比婆須ひばす比賣の命、弟比賣おとひめの命、二柱を留めて、その弟王おとみこ二柱は、いと醜きに因りてもとくにに返し送りたまひき。
またその后の白したまひしまにまに、美知能宇斯みちのうしの王の女たち比婆須ひばす比賣の命、次におと比賣の命、次に歌凝うたこり比賣の命、次に圓野まとの比賣の命、并はせて四柱を喚上めさげたまひき。
またその氷羽州ひばす比賣の命が弟、沼羽田ぬばたいり毘賣の命に娶ひて、生みませる御子、沼帶別ぬたらしわけの命、次に伊賀帶日子いがたらしひこの命二柱。
また旦波たには比古多多須美知能宇斯ひこたたすみちのうしの王が女、氷羽州ひばす比賣の命に娶ひて、生みませる御子、印色いにしき入日子いりひこの命、次に大帶日子淤斯呂和氣おほたらしひこおしろわけの命、次に大中津日子おほなかつひこの命、次にやまと比賣の命