“ひとやすみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一休61.5%
一休息23.1%
一休憩15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空谷からたにを過ぎて、山かせぎなどする人の休場である山の鼻で一休ひとやすみする。桂、ぶなの大木が多い。
黒部川を遡る (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
「どれ一休息ひとやすみ」と呟きながら腐木の株へ腰をかけた。それから四辺あたりを見廻わした。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
たびは今宵は此驛にやどらんと思ひしが、猶脚のつかれざると、次の驛なる須原すはらまで左程遠くもあらざるに勇を鼓して、とある茶榻ちやたう一休憩ひとやすみしたる後、靜かに唐詩を吟じつゝ驛を出づ。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)