“茶榻”の読み方と例文
読み方割合
ちやたう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たびは今宵は此驛にやどらんと思ひしが、猶脚のつかれざると、次の驛なる須原すはらまで左程遠くもあらざるに勇を鼓して、とある茶榻ちやたう一休憩ひとやすみしたる後、靜かに唐詩を吟じつゝ驛を出づ。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)