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ひとなら
ふりがな文庫
“ひとなら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一列
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一列
(逆引き)
風下に立つと、日向のトマトの
一列
(
ひとなら
)
びがほのかに匂つた。十四五の男の子が一人、經木帽をかぶつて、トマトの芽を摘んだり、黄色の小さな花を間引いたりしてゐる。
生活の探求
(旧字旧仮名)
/
島木健作
(著)
と
一列
(
ひとなら
)
び、
筵
(
むしろ
)
の上を六尺ばかり、ぐるりと廻る。手足も小さく
仇
(
あど
)
ない顔して、目立った
仮髪
(
かつら
)
の
髷
(
まげ
)
ばかり。
麦藁細工
(
むぎわらざいく
)
が化けたようで、黄色の声で
長
(
ま
)
せた事、ものを云う笛を吹くか、と
希有
(
けぶ
)
に聞える。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
其
(
そ
)
の
前
(
まへ
)
を、
一列
(
ひとなら
)
びに、ふら/\と
通懸
(
とほりかゝ
)
つて
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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