“ひきしめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
引締100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お幸ちゃんは気になるのか顔を引締ひきしめてしまった。私も好奇心を動かした。
雪の夜の怪 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
仕濟したりと心の目算もくさんやがて三次に打向ひ御苦勞くらうながら世話せわついで今晩こんばんあはせて下されと云へば三次は苦笑にがわらひ如何にも承知と挨拶あいさつするうち殺さるゝとはゆめにも知らずお安は急ぎおび引締ひきしめサアとうながことばと共に三次はわざと親切らしくお安を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)