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ばうぎやく
ふりがな文庫
“ばうぎやく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
暴虐
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暴虐
(逆引き)
暴虐
(
ばうぎやく
)
とを
象徴
(
しやうちよう
)
したやうな、それは恐るべきマスクですが、養子の品吉の顏は、まさにこの『
癋見
(
べしみ
)
』の面そつくりだつたのです。
銭形平次捕物控:233 鬼の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
明
(
あ
)
くれば治承四年、
淨海
(
じようかい
)
が
暴虐
(
ばうぎやく
)
は猶ほ
已
(
や
)
まず、
殿
(
でん
)
とは名のみ、
蜘手
(
くもで
)
結びこめぬばかりの
鳥羽殿
(
とばでん
)
には、
去年
(
こぞ
)
より法皇を
押籠
(
おしこ
)
め奉るさへあるに、
明君
(
めいくん
)
の聞え高き
主上
(
しゆじやう
)
をば、何の
恙
(
つゝが
)
もお
在
(
は
)
さぬに
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
が、かうして平次は思ひも寄らぬ事件——武家の内輪の、
暴虐
(
ばうぎやく
)
と純情と、無智と
情痴
(
じやうち
)
の世界に、不本意の足を踏み込むことになつたのでした。
銭形平次捕物控:195 若党の恋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ばうぎやく(暴虐)の例文をもっと
(3作品)
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