“はんかつう”の漢字の書き方と例文
語句割合
半可通100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軽躁浮薄けいそうふはく傍若無人ぼうじゃくぶじん、きいた風、半可通はんかつう、等あらゆるこの種の形容詞を用ゐてもなほ足らざるほどの厭味を備へて居つて
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
東京の帝國大學には、アイノ語學者を以て任ずる人もあるがすべてがバチエラの糟粕そうはくめてゐるものばかりで、それも半可通はんかつうに滿足してゐること。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
塵埃ほこりたかる時分にゃあ掘出しのある半可通はんかつうが、時代のついてるところが有りがてえなんてえんで買って行くか知れねえ、ハハハ。白丁はくちょう軽くなったナ。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)