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はつろ
ふりがな文庫
“はつろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
発露
83.3%
發露
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
発露
(逆引き)
かれの信念の自然の
発露
(
はつろ
)
であったかもしれないが、——「国体」とか、「陛下」とか、「大御心」とかいう言葉で、自分の
論旨
(
ろんし
)
を
権威
(
けんい
)
づけることに努力した。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
朝御飯を無理やり三杯おし込むのも、窓際に整列するのも、みな
青年隊
(
ユーゲント
)
の精神に即したことで、なかんずく、
浮筏
(
ラドオ
)
でほかの組の女の子を沈めにかけるのは、その最も偉大な
発露
(
はつろ
)
なのである。
キャラコさん:07 海の刷画
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
はつろ(発露)の例文をもっと
(5作品)
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發露
(逆引き)
その
父
(
ちゝ
)
と子の心と心とが
歔欷
(
きよき
)
の中にぴつたり抱き合ふ
瞬間
(
しゆんかん
)
の
作者
(
さくしや
)
の筆には、恐ろしい程
眞實
(
しんじつ
)
な
愛
(
あい
)
の
發露
(
はつろ
)
を
鋭
(
するど
)
く
描
(
ゑが
)
き出してゐるではありませんか。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
はつろ(發露)の例文をもっと
(1作品)
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